おたくの文章

ミーハーです!

アイドルになってくれてありがとう

ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE「アンジュルムより愛をこめて」"に行ってきました。

 

始まる前からメンカラであるブルーに染まった会場に圧倒され、中盤からスマイレージ時代のメンカラであるレッドが混じるようになったところにオタクからの愛を感じた。竹内さんのドレスも赤と青のドレスで、オタクと竹内さんの"愛"が呼応している感じがして本当によかった。あとチェック柄だったのも、今回のツアー衣装がみんなチェック柄だったのはそういう意図だったのか〜と納得した。

今回のセトリにスマイレージ楽曲が多く入っていたのも良かったし、私としては「同窓生」が聞きたかったのでその曲も聞けて良かった。風船を持って歩くみんなも可愛かったし、笑顔が素敵だったな。

とにかく本当に、本当に本当に、竹内さんには「アイドルになってくれてありがとう」という言葉をかけたい。

MCの際「アイドルにしてくれてありがとう」と竹内さんが言っていたけど、竹内さんがアイドルのオーディションを受けなければ、私たち(あえて私たちと表現します)はアイドルとしての竹内さんを見つけることなんてできなかった。アイドルになったのは竹内さん自身の力であって、私たちはただそれを見て勝手に元気になったり喜んだりして、勝手に応援させてもらっただけなんだけど、それを「アイドルにしてくれてありがとう」と言ってもらえるのは本当に嬉しいことだ。

今の私のオタクとしての主軸はランペイジなので(そして竹内さんはLDHのオタクでもあるので)ランペイジの話を例えに出すが、ランペイジ川村壱馬さんを中心に「見てくれる人がいなければ勝手に歌ったり踊ったりしてるだけで意味もないことなので」とよく言っており、竹内さんの言葉にはそういう意味もあるのかなと想像した。それでもあなたが、他の誰でもないあなたが歌ったり踊ったりしてくれなければ、私は他の誰でもないあなたを見つけることはできなかったよ。だから、私は竹内さんに「アイドルになってくれてありがとう」と思うのだ。

 

メンバーからのメッセージも、竹内さんの人望の厚さが感じられて心があたたかくなった。人から聞いたり、簡単に調べたりするだけでも大変な苦労をしていると分かるキャリア初期の経験をピカピカの笑顔で笑い飛ばし、その反面後輩たちには「新人なんだからできなくて当たり前」と助けたり「よかったよ」と率直に褒めたりするのは決して簡単ではない。各メンバーのMCを聞いていて、竹内さんがメンバーにとって本当に大きな心の支えになっていたことがわかる。竹内さんは「リーダーになってすぐ、わだちょみたいなリーダーにはなれないと分かったからメンバーに頼ることにした」と各所で話しているが、もちろん、リーダーのあり方は(も!)十人十色だ。

和田さんがその聡明さで人の前に立つリーダーだったのなら、竹内さんは持ち前の明るさでみんなを支えるリーダーだったのだろう。

次のリーダーである上國料さんは一見柔和に見えても、言葉の端々に意志の強さや思慮深さが感じられる。歴代のリーダーがそうであったように、たくさんの"姉妹"(私はアンジュルムの人たちがメンバーを姉妹と表現するのが本当に大好き)たちをたくさん愛してあげてほしい。これからのアンジュルムも本当に楽しみだ。

竹内さん、卒業おめでとう!

書道で世界をとれると信じています。これからも応援してます!