おたくの文章

ミーハーです!

THE RAMPAGE LIVE TOUR 2024 "CyberHelix" RX-16

三重1日目に行ってきました。

いつも通り、ネタバレだけどネタバレをすることが目的ではなく、記憶を頼りに書きたいことを書いています。

次行く予定のものを見てから加筆修正するかもしれません。 

 

 

一本のストーリーのようなテーマ性があり、そして16の要素も取り入れつつ、より全体的に「見せる」ことに特化したライブだった。

ライブ前のカウントダウンが終わると、ステージ中央にある電動パネルが左右に開く。川村壱馬さんがひとりこちらを向いて佇んでおり、あとは全員背を向けたRAMPAGEの姿が見える。川村壱馬さんが衣装を翻しながら背を向け、他のメンバーと同化するように一歩下がった位置に立つとCyberHelixがはじまる。

蓄光テープを使った衣装がとても良く映えてさすがの見応えだった。アンドロイドのようなボディシャツに管のついた上着、そこに加えて無機質さを感じる振りで、まるで人間ではないような表現に背筋がゾクゾクするような怖さを感じる。

舞台上が見やすい座席だったので全体を見ようと心がけていたけど、やっぱり浦川翔平さんを目で追ってしまった。首から体幹への繋がりを感じるなめらかな動きが本当に大好きだ〜。

そこからSILVER RAIN→WAKE ME UP→EVOLUTION→Dream on→NO GRAVITYとだんだんと明るくなるような曲順も良かった。序盤からジャンプ曲が続くのも意外性があって楽しい。

WAKE ME UPのパフォーマンスは初見だったので、神谷健太さんが作ったという振りになるほどなるほどと頷くような気持ちになった。あまり見たこと無いような動きが多くて楽しく、癖になるパフォーマンスだ。

それと、私はDream Onを聞くたびにいい歌詞〜!と感じ入って泣きそうになってしまう人間のため、今回もDream Onには歌詞の良さ、楽曲の爽やかさ、ダンスの美しさにジ〜ンとして胸を押さえていた。人間生きてるといろんなことがあるけど、顔を上げて生きていこうと思える曲だ。大好き。セトリに入っていて一番嬉しかった曲である。

 

今ツアーでは既存曲というか、それこそベストアルバムの結果に合わせたような比較的古めの曲が多かったけれど、構成やアレンジの仕方で新しく見せていたのがとても良かった。

特に私が「ときめきの最大瞬間風速」と呼ぶCan't Say Googbyeの浦川翔平さんとか……。あの、翔平さんファンの方には頷いてもらいたいんですが、キャンセイの翔平さんめちゃくちゃやばくなかったですか?

かっこいい曲も切ない曲もセクシーな曲も全部踊りこなせる人だなとは感じていたけれど、キャンセイの翔平さんはさらに新しい扉を開いたというか、私の中の新しい感情を開かれたというか……。かっこよさも切なさもセクシーさも全部盛りでありながらやり過ぎ感はなくすべてが調和していて、翔平さんがセンターに来た瞬間からずっと目が離せなくなった。まるで少女漫画を読んでいる時のような甘さとほろ苦さを感じるパフォーマンスに、「次の恋ではきっと幸せになれるよ」と応援してしまった。

それと、やっぱりキャンセイといえば龍さん。龍さんがセンターに来るパートは何度見ても飽きない美しさで、スポットライトがパッと降り注ぐ瞬間からすでに額に入れて美術館に飾りたいと思ってしまう。その他にも、アンコールの龍さんもすごく素敵で目で追ってしまった。龍さん、どんどん美しくかっこよくなっていく……。

 

中盤にある攻撃的な曲が続くパートもおおよそ楽しかった。

Lightningではタイのフェスに出演した際のランペのロゴ映像がモニターで流れていて、今回のツアーで何を見せようとしているのか、ここでやっと気がついた。思えばWMUも限られた場面でしかパフォーマンスを披露されていないので、そこで気がつくべきだったのかもしれない。

RAMPAGEとして改めて自己紹介をし直すようなライブだ。

ボーカルをメインに据えたショーケースが挟まれたことも、RAMPAGEの今ここ、そしてこれから目指すものを示されたような気がした。

特に吉野北人さん、ダンスが本当にうまくなった。16で見せたものより磨かれて、振りも今回は全く趣向を変えてスタイリッシュなものだったのもよく似合っていて輝いていた。今後も北人さんのいろいろなダンスが見たいな〜!とつい欲張った思いを抱いてしまうような時間だった。

ライブ本編とは関係ないけど、三重2日目のあとのCLキャス配信でLIKIYAさんを「僕の師匠」と呼んでいたのは胸がキュンとなった。

クランプパートの川村壱馬さん、武知海青さん、長谷川慎さんは安定の荒々しさとかっこよさだったし、しょごりくだ!!と思わず叫び声を上げてしまったRIKUさんメインのニュージャックも最高だった。

 

北人さんメインのショーケースのあとのSleepless Lonely Nightも良かった……。翔平さんの近くに神谷健太さんがいて、珍しい配置かも〜と思いながら二人をセットで見ていた。神谷健太さんがくるくるとターンを決めるのがすごく素敵で、あとすごくこの曲に似合うな……としみじみしてしまった。

そのあとのボーカルとバンドのセッションでは、RIKUさんがこれまでよりもさらにR&Bを感じさせる歌い方をしていて、RIKUさんって本当にどこまでも歌が上手くなるなと驚いてしまった。

 

パフォーマーショーケースの「暴舞」はほんっっっっとうに、瑠唯さんの美が暴れまくってて最高だった。瑠唯さんの持つミステリアスな雰囲気が楽曲によく似合っていて、中心に立つだけで場の雰囲気が変わって思わず唾を飲んでしまうような圧倒的な佇まい。瑠唯さんが会場を支配していた。アンタがBeyonce。アンタがDIVA。

パフォーマー13人が規則的な動きをする部分はもはや不気味さすらあって、冒頭のCyberHelixを思わせるような感じで良かった。

 

その後のあまりにも「EXILEの生まれ変わり」すぎるNo Limitも良かった。EXILEのライブ見たこと無いのに「EXILEだ……」と思ってしまった。

タオル曲も楽しかったし、客上げ、客降りは私はちょっと演出の意図を測りかねて「?」って感じだったけど、RAMPAGEの皆さんがファンと触れ合えて楽しそうだったので良かった。アンコール前のダンスバトル、客揚げの時にやりゃいいんじゃね?と無責任な立場からのアイデアが浮かんだ。

客上げでファンの方が帰る際、翔平さんが「ありがとうございました〜!」って言ってるのがはっきり見えてLOVEでした。

 

アンコールのTHROW YA FIST、100degreesも最高に楽しかった。TYFと100dの「きたきたきた!」って興奮は何度体験しても嬉しい。100dのラスサビを繰り返すアレンジが私は本当に大好き。自分が死んだら火葬場で流したい〜。

 

アンコールラストのSTARRY LOVEは率直に言って怖かった。

白く柔らかい布で仕立てられた衣装で統一されたRAMPAGEたちが流れ星のように舞う姿はすごく美しくてうっとりした。祈るような優しい歌声にこれまでにない静かなパフォーマンスがよく合っていた。

曲の終わりがけに次々と捌けていくメンバーを見て「なるほど、夜明けか」と思ったら、奈落に倒れ込むメンバーがいて心底驚いた。夜明けではない。終わりだ。

私は思わず「うわ…」と言ってしまったし、私の後ろからも「ヒッ」と小さく悲鳴が上がるのが聞こえた。

そうしてパフォーマー全員が舞台から消え、北人さん、RIKUさんを照らしていた照明が落ちる。ひとり残された壱馬さんが意味深に目を閉じ、すべての照明が落ちるとエンドロールが流れ始める。

今まで見ていたのは誰かの激しくて悲しい夢だったのだろうか?と思ったところで、まるでFateみたいだな、と私は思った。このツアーって、(物語の登場人物としての)壱馬さんの今際の夢なのかも。

明るいハッピーエンドが好きなので、オーラスではハッピーエンドになるみたいなことはないかなと期待してしまっている。

 

今回はツアーはすごく好みだった。物語性のあるテーマが良かった。

SF的な世界観はBeyonceのRenaissanceツアーみたいだなと思った。観客に声出させる時の演出も似てるな〜と、「Renaissance: A Film by Beyonce」を見たときのおぼろげな記憶を手繰り寄せてあれこれ考えた。でもRenaissanceツアーは「クィアへの祝福」(ボールカルチャーへのリスペクト)という政治的なデカいテーマありきの作品なので、全然別物なんですよね。

また行きたいなと思いつつ、でも前みたいにスケジュールやお金をやりくりして頑張るほどの熱量はもう無いかもと感じるところもある。悩ましい。

 

※※※以下、SLについて書いています。

 

事前にSLがあると聞いていたので、いろいろ心構えをして行ってきた。SLを楽しんだりフラッグを振れるような気持ちには全くなれなかったので、座っていた。

私の視界に入る中でも座っている方を(私の連れ以外に)見かけて、握手をするような、手をつなぐような、頷くような気持ちになった。

SLという作品がものすごく嫌いというより、SLの中に過去にあった歌詞がなんの意味を持ってしまうのかを理解できているのか、なんの説明もなく修正して、何もなかったように時間だけ過ぎて、外野がうるせえな、修正すればいいだろうみたいな考えだったのか、どういうつもりなのかが全く分からなくて悲しくなってしまう。

アーティストとファンの間のコミュニケーションなんて結局そんなもん、夢を見るなと冷水を浴びせられる心境になる。

何度聞いても、というより生で聞くとより一層「愛で編む盾」も「愛で磨く矛」もすごくランペっぽいなと感じて、それがまた悲しさを増幅させた。

HiGH&LOW THE 戦国

歌舞伎町の「再開発」「仕切り直し」の代表作とも言える東急歌舞伎町タワー。

眼前には昨年ごろ大きく話題となった末に大量の柵で囲まれた「トー横」があり、訪れるたびにやるせない気持ちになる。

トー横に逃げてきた未成年を見えなくしたところで何か解決したのだろうか。臭いものに蓋をしただけではないか。

そうしてトー横を通り過ぎながら、キレイでおしゃれで高級な感じのある東急歌舞伎町タワーの中にある劇場、ミラノ座で「HiGH&LOW THE 戦国」は上演された。

 

戦国と聞いた時は一体どうなるのかと思ったが、中身は立派なハイローだった。

「この喧嘩、誰かが裏で糸を引いている!」といういつものアレをやっていた。何度思い返しても、ハイローのアイデンティティってそれなん?と笑ってしまう。

そんな無茶苦茶さも健在しつつ、弦流から湧水に対する恋愛感情を「男と男のアツい感情」に逃げずにラブロマンスとしてしっかり描くなど、新しい表現に挑戦する一面も見られた。

ただし、男性を愛する男性である弦流に自虐をさせたり、恋愛感情について謝らせたり、果ては感動する場面として弦流を死なせたことなどは、これまでLDHが行ってきたプリロワ等での表現の域を出なかった。そろそろLDH作品のなかで「堂々と幸せを勝ち取る笑顔の同性愛者」がメインで描かれてほしい。

キジカイというラブラブなクィアカップルが描けるのだから、きっとできるはずだ。

そして、湧水が「男と男が見つめ合う時代がきっと来るぞ」と弦流に語りかけるシーンを見るたび、現代日本では同性婚もままならないことを思い出していた。そのたびに絶対に投票に行こう、つぶさに情報を見て自分にできることがあれば参加しよう、と誓った。私、絶対にやるから、見てて!

 

また、黄斬が刀を持つことになる展開について、私はとても悲しく感じた。黄斬は弱いのではなく優しいのだ。その優しさを捨てないでほしかった。優しさを捨ててしまうことを肯定するような脚本にしないでほしかった。

刀という武器を持ち人を斬ることが後悔や無念に打ち勝つことに、はたして本当につながるのだろうか。暴力ではない手段で国を復興させようとする黄斬の考えは、現代社会の「非暴力」の概念に通じるところがあるのではないか。「戦国時代だから」という理由で片付けないでほしい。なぜなら、この作品は2024年の日本社会で作られているのだから。

私は、黄斬のような人が人を殺さなくても、よりよい未来は作れるはずだと言っていきたい。

黄斬は優しい。吏希丸も優しい。ふたりともが己を犠牲にすることなく、未来を信じていける結末が欲しい。優しい人が優しいままでいられる時代を、せめて私は作っていきたい。

 

物語の始まりと終わりに、黄斬は「この乱世を生きろてめえら!」と叫ぶ。それは黄斬の叫びと言うよりも、この作品が観客に伝えたいテーマであり、きっと人によっては野暮、口うるさいだと感じただろう。それでも私は、この叫びからかなりのエネルギーをもらっていた。

作品内でもそうだったように、今の現実の社会もさまざまな人がいて、さまざまな社会問題にぶち当たって苦しんだり、個人的な悩みを抱えて悲しんだりしている。

同性婚はいまだにできないし、クィアな人々は今でも毎日偏見や差別に晒されている。一部の政治家が莫大な裏金で私腹を肥やす一方で、今日食べるものにも困って数百円の万引きで逮捕される人がいる。その他にも、さまざまな面で苦しんでいる人々がこの日本社会に存在している。

「この世は混沌としている」と割り切ってしまえたら楽だけど、私はそんなふうに諦められない。私にできることをして生きやすい人が増えるならそうしたいし、私がちょっとだけ頑張ることで明日を生きられる人がいるなら頑張りたい。

だから、こんなカスみたいな世の中でも、ちょっとずつ良くなれるように自分を律し、努力しようとしている。この作品からの叫びを、私はバカにしたくない。

 

創作物には影響力がある。これは否定しようがない事実だ。

だからこそ、ミラノ座に来るたびに物語のメッセージと現実世界の解離にちょっとずつ気持ちが削がれていたし、弦流の描き方に対して「おためごかしの多様性なのではないか」と疑うこともあった。

それでも、ハイロー本編でIR開発に伴う政治家の汚職や、都市部の再開発に伴う野宿者の排除についてのド直球の批判をあまりにもド直球に描いたことの方を、私は信じたい。

だから私は作品の叫びから、この社会を生きるための勇気を受け取りたいのだ。

 

つらつらと書いていたらあまり肯定的な話ができなかった。

これでも私はザ戦が大好きで、そばで見ていてくれた人にはこの胸の高揚がダイレクトに伝わっていたのではないかと自覚があるほどだ。

尊武国が有害な男性性を克服するための愛の話をやっていたのも、湧水が弦流の気持ちを無下にせず、バカにもせず、むしろ湧水自身が家父長制の犠牲者であると描いていることも、黄斬が民主主義を信じている言動をするのも大好きです。

嫌だって言っていい

これまで生きてきて、嫌だと言ったことを尊重された経験がすごく少ない。

好きとか「したい」とか、そういうことは尊重されたような気がするけど、嫌だとか「したくない」とかは、言ったら白けるし、嫌われるし、鬱陶しがられるから言わないほうがいいんだろうなと自然と学習してきた。

自分のことをAROACEだと認識しなければ、このことに一生気が付かないまま死んでいたかもしれない。

セックスはセックスを「したい」人同士のみで行うべきだと私は考えているが、世の中はそう単純にはできていないらしい。「我慢すれば」とか「苦痛とまでは言えないから」とかで意識的あるいは無意識的に相手に合わせてしまう人もかなりの数存在しているように思う。

相手に合わせてあげた人の小さな小さな「嫌だ」の声は、「愛」や「恋」といった耳ざわり良い言葉に塞がれて、誰もが(時には本人でさえ)聞こえないふりをする。

そんなものの何が愛で恋なのか、私には全く理解が出来ない。全然ロマンチックだとも優しさだとも思わない。

私は「あなたは嫌だって言っていいんだよ」と叫びたくなる。もしこれが友人からの相談だったら、目を見てそう伝える。

皆もっと嫌だって言っていいし、それは尊重されるべきだ。

わかりやすいし、私が「嫌だって言えないのって変だな」って気がついたきっかけがこのことなのでセックスで例えたけど、セックスだけじゃなくても、色んな場面で同じことが言えると思う。服装のことだったり、自分のプライバシーをどこまで開示するかだったり、食べ物、推し、人との集まり、なんでも。

 

なんでこんなにも嫌だって言えないんだろう。

私は今日もやめてほしいことをやめてほしいって言えないまま愛想笑いをしていた。嫌だって言う練習を私から始めよう。

SOLDIER LOVE/THE RAMPAGE

20231225

歌詞と振付の修正が発表されました。

 

「THE RAMPAGE BEST ALBUM『"16SOUL" & "16PRAY"』発売延期のお詫び」

https://www.ldh.co.jp/news/detail.php?lang=jpn&site=OFFICIAL&newsid=0000100091

 

私はまだRAMPAGEが好きなので気持ちと元気がある間は応援していくつもりです。

この曲の何が問題だったと認識しているのか説明しないまま、ただ修正だけは行うという対応に納得はいっていないのでアルバムはやはりキャンセルしたままです。

 

−−−−−−

このブログは、2023年12月18日に投稿したものを編集しています。

とはいえ、ほとんど原文は残っていません。

当初、軍隊を彷彿させるところ以外はかっこいいと思っていましたが、Mステでのパフォーマンスや、avexにて公開されている声明文(https://avexnet.jp/news/detail.php?id=1015003)、メンバーのブログを受けて、人を傷つける楽曲としか思えなくなってしまい、とても残念な気持ちでいっぱいです。

アルバムはキャンセル可能なものはキャンセルしました。

LDHとTHE RAMPAGE、楽曲制作者やコレグラファーたちがこの作品の問題点に真摯に向き合い、適切な対応がなされるまで、この作品が収録されたアルバムを欲しいと思うことはないでしょう。

 

SOLDIER LOVE

SOLDIER LOVE

  • provided courtesy of iTunes

 

この曲の冒頭、言葉通り雄大な、だけどいつものランペらしからぬオープンニングで「えっ?」と思わせるトリックが仕込まれている。面白い仕掛けだけど、タイトルと合わせて聞くと、軍隊のイメージを彷彿させる。

ここまでなら、個人の好き嫌いの範疇で話が済んだかもしれない。

この楽曲で特に問題なのは歌詞だ。

「ここfar eastに昇った 陽光の神秘纏った」「ここfar eastの地から 神風吹き荒れたなら」「上書きする地図」この3箇所だけでも、タイトルの「SOLDIER LOVE」とともに聞くと、どうだろうか? 人々に何を想起させてしまうだろうか?

私はこの歌詞で旧日本軍を思い出し、すぐにことの重大さにまでは思いが至らなくとも、少なくともこの歌詞が嫌だと率直に感じた。

特に、私以外にも多くの人がこの歌詞の問題点として懸念しているのは、「神風」というキーワードを使っていることではないだろうか。

日本は、過去にアジアの国々に対して、侵略戦争を行ってきた歴史がある。アジア諸国に侵略の地図を広げる旧日本軍が、いわゆる「神風特攻隊」と呼ばれる隊員による自爆作戦を行っていたことは、世界的に有名な事実である。

この作戦には、大日本帝国の占領下にあった当時の台湾や朝鮮の人も動員(志願した方もいるというが、当時の彼らの扱いなどを思うに、どのような思いで志願したのかを想像するだけで悲しい気持ちになる)されており、該当の国の人にとっては何重にも辛い歴史の記憶になっている。

「神風」というキーワードを軍事的なかっこいいものとして肯定的に使いながら「日本からやってきました!」と挨拶されたら、本当は全く違う意図を持っていても、「THE RAMPAGEというグループはいったいどんな目的で周辺アジアに進出しようとしているのか」を疑ってしまう人は少なくないだろう。

例え話だが、もしアメリカのアーティストが原爆というキーワードを肯定的に使っている歌を歌いながら「私は日本が大好きです!」と言っていたら、どんなつもりでそんなことを言ってるんだろう、日本に対するリスペクトがないのか?と疑ってしまうのと同じだ。

だから私は、この歌詞を修正し、より多くの人にランペのかっこよさが率直に伝わる形にしてほしいと考えている。

他のアジアのファンたちから良くないイメージを持たれてでも、どうしても「神風」を使う必要があるのか? 日本に対して軍事的なかっこいいイメージを付けなくては、ランペが日本から世界に飛び出すことを表現できなかったのか? ランペのかっこよさは、旧日本軍の言葉を使わないと表現できないのか? そのことをよく考えてほしい。

誰もランペを断罪してやる!とか、ランペに悪意がある!とか一切言っていない。私もそんなふうには一切思っていない。

ただ、誤解を招く表現があるから直してほしい。その方がランペのかっこよさを広くいろいろな人に訴えかけられるよ、と伝えたいだけなのだ。

 

私やほかの声を上げているファンが問題含みの歌詞をランペがパフォーマンスすることになると予想していなかったように、きっとメンバーもファンたちのこのような反応を予想していなかっただろう。

予想していなかった反応に身構え、考えるよりも気持ちが先走ってしまうこともきっとある。私にもそのような経験はある。

でも、これはランペが日本で活動する日本のグループである以上、そしてアジアで、世界で活動していくと言う以上、どうしても意識を向けていかなければならない問題だ。

これまで、ファンに対して誠実な態度で言葉を届けようとするランペを見てきた。そんなあなた達には、どうかファンの言葉にも耳を傾ける勇気を持ってほしい。軽薄で無責任な罵詈雑言を並べ立てているような先入観を持たないで見てほしい。

 

この問題に意識を向ける中で、問題を指摘する人に対して誹謗中傷を投げかける人や、歌詞から誤った正義感を受け取ってしまい、海外にいる/海外にルーツを持つ人に対して差別的な言動をとる人を見てきた。このことは、端的にこの歌詞の持つ(持ってしまう)意味と問題点を表していると思う。

歌には力がある。舐めてはいけない。いつもいつも、きちんと考えながら言葉を発信してくれるランペにはそのことがよくわかっているはずだ。

この曲がどんな意味を持ってしまったのか、目を開いて、現実を見てほしいと思う。

 

このブログはSNSで誠実さと優しさを持ってランペに言葉を届けるたくさんの人の発信に勇気づけられて書いている。

また、話を聞き、問題意識の共有と整理を手伝ってくれ、私が悲しいと言うのに共感を示してくれた別界隈の知人、友人、そして姉にも感謝の気持ちを伝えたい。

ずっとゆる〜っと好きだったバンドが来年春に解散する。

中学生のとき、深夜までかかって課題を進めながらつけっぱなしにしていたテレビから偶然流れてきた音楽がきっけかけで、それから折に触れ聴きたくなった時に聴いていた。

熱心に新譜を追うのでもなく、ライブに行くのでもなく、聴きたくなったら聴く。解散のニュースも、Twitterを再開させなければきっと知らなかっただろう。それくらい本当にゆるく好きだった。

そのバンドは、the chef cooks meという。

出会った当時は全く気が付かなかったが、彼(ら)の音楽は恋愛の曲が極端に少ない。その代わり、街や音楽に対する愛情、愛着を歌った楽曲が多い。

だから飽きることなく、ずっと好きでいられたのかもしれない。

tccmを知った時の私はまだ、私が誰かを恋愛の対象として見ることができると、性的に魅力的な人がいつか目の前に現れるかもしれないと(無意識に)信じていた。結果としては、その少し後には私にはそれらの感情…欲求?を解することはできないだろうと気づいてしまったが。

私がAROACEだと気がつく前から、恋愛以外の喜びについて、たくさん聴かせてくれていたtccmへ、ありがとう。きっとこれからも、私はtccmの音楽を聴きたくなるし、聴くたびに自分のホームタウンに帰ったような気持ちになるのだと思います。

熱しやすく冷めやすい私が10年以上もずっと好きでいられたのは、あなた(たち)だけです。熱狂や興奮ではない、生活の中にあってそれが自然だと思えるような愛着を教えてくれました。

来年の春まで、いつもよりはちょっと興奮気味に活動を応援しています。

2023年を振り返る

推しの人が2023年を振り返っていたので私も2023年を振り返ろうと思う。

 

THE RAMPAGE 浦川翔平、国境超え“暴れまわった”2023年を振り返る 〈BUZZらないとイヤー! 第64回〉

https://www.tokyoheadline.com/726470/

 

とはいえ出だしの1〜3月は超繁忙期のうえ、職場で重要な役割を担っていた人が辞めてしまった穴埋めのために残業残業休日出勤、休む暇もない日々だった。プライベートでは転居も行っていたので「休みがほしい…寝たい……」とずっと思っていた記憶だけがある。

でもスケジュールを確認したら、1月にハロコンに行ってる。オタク元気だね。

 

4月は友人たちとディズニーに行った。コロナ禍になるまでは半年に一回のペースでディズニーに行っていたが、それ以降全く行っていなかったので、本当に久しぶりのディズニーだった。周年イベントの開始翌日のことだ。

ディズニーシーの周年イベントでは皆がフラッグを音楽に合わせて振っていたので、友人と「LDHのライブみたいだねえ」と喋っていた。

また行きたい気持ちが無いといえば嘘になるが、パレスチナのことを思うときっと行っても楽しめないだろうな。

 

5月27日、運命のTHE RAMPAGE ライブツアー"16"。どんなに素晴らしいライブかはすでにブログに書いたので省略する。このライブが楽しすぎるあまり、「ランペが大好き!」という気持ちが再燃。Twitterを再開した。推しの浦川翔平さんが誕生日を契機にTwitterに個人アカウントを作成されたのも再開理由の一つである。

 

6月21日はアンジュルム二代目リーダー竹内朱莉さんの卒コンに行った。こちらもすでにブログに記事があるので割愛する。偉大なるリーダーが卒業してもずっとかっこよくて優しくて楽しい今のアンジュルムも本当に素敵だ。

ほかの記憶があまりないので、この頃も仕事が忙しくて殺気立っていたんだと思う。

 

7月末はBATTLE OF TOKYOの大阪公演に行った。

タイのアーティストの皆さんが本当に素敵で音楽がかっこよくて、スピーカー前で爆音でそれを楽しめたのが嬉しかったな。

そしてこの頃から体調がおかしくなる。

 

8月はリリイベに(フォロワーさんの後押しもあり)初めて行った。今思い出しても、灼熱地獄を体現するような暑さのなか、ファン一人ひとりに笑顔を向けるランペのみなさんってすごいな。なぜか今でも翔吾さんが私のボードを読もうとして真剣な表情をしてくれていたのを鮮明に覚えている。ベレー帽が似合っていて可愛かった。

上に載せた翔平さんの記事を読んでいたら、翔平さんもリリイベは楽しいと感じてくれているようなので、なんだかホッとした。この8月のリリイベも楽しかったと思ってくれてたらいいな。

 

9月はリリパだーー!!!!!MA55IVEのリリパに行った。本当にめちゃくちゃ楽しくて、ずっと終わらなければいいのにと思った。またやってほしくて翔平さん宛にも、MA55IVE宛にもファンレターを書いた。会場の皆のヘンザの隙間から見えるリキヤさんがべらぼうにかっこよくて痺れた。

リリパに参加するために人生初のネイルサロンでジェルネイルの施術を受けた。翔平さんがMVで爪をブルーに塗っていたことにリスペクトをこめたつもりだ。

 

翌週10月の初めには16NEXTROUNDへ。初日の噂を聞きつけ、「行こうかな?」と思っていると、TLでも「行こうかな?」と言っているフォロワーさんを見かけたので誘った。予定になかった愛知2日目に参加し、帰り道に歩きながら二人でアンコールの曲を口ずさんでいた。

体調の悪さの原因がやっとわかり、薬が処方され快方に向かう。

 

11月は初めてジブリパークへ。なりきり写真館で「うわ!カルチェラタンがある…!」「平成狸合戦ぽんぽこはマジ名作」とはしゃぎ倒していたら、自分たちより前に写真撮影をしていたグループの一人が写真を撮ろうかと声をかけてくれた。感謝を伝えたら「全然です!(あなたたちは)すっごいジブリ好きだと思うんで」と笑顔で返されて、嬉しいような、恥ずかしいような気持ちになった。そう、大好きなんです…ジブリ

 

12月は先日、16NEXTROUNDを見に福井へ行ってきた。

福井1日目。翔吾さんが気になるという友人を連れるのに相応しい座席を当てられたのも嬉しかった。SHOW YOU THE WAY、眼の前で踊る翔吾さん。私も今までずっと翔平さんしか見ていなかったので、翔吾さんのパフォーマンスをど迫力の間近で見られて幸せだった。

2日目はスタンド席だったのでお互いに好きなところを見ていた。私はいつもの定点オタクに戻り、友人は1日目の補完をしていたらしい。持つべきはお互いに勝手にやるタイプのオタク友だち。

 

私も翔平さんと同じく、すでに気持ちは2024年に向いている。

今年はご褒美で休憩の年だと2022年のうちに決めていたのであちこち行っていたが、来年からはまた仕事に関わる勉強に戻るつもりだ。具体的に取りかかるにはまだ半年ほどあるので、それまでを計画的に、後悔のないように楽しんでいきたい。

翔平さんが英会話や行く先々の言葉を学んだり、舞台に挑戦したり、楽曲に合わせて新しいスタイリングを楽しんだりするのを見るたび、同じ社会人として素敵だとリスペクトの感情が生まれる。私も負けてられない。臆せず新しいことに挑戦していこう。

THE RAMPAGE LIVE TOUR 2023 "16" NEXT ROUND

愛知2日目、3日目に行ってきました。

めっちゃ楽しかった〜!!

 

相変わらず浦川翔平さんの話多め、ネタバレだけどネタバレすることがメインではない感想をダラダラと書きます。

あと16本編は結局初日しか行ってないので、それ以降のことは噂程度にしか知りません。記憶が全てのブログです。

 

 

NEXT ROUNDの名にふさわしく"16"よりも進化したライブだった。

そう感じるのは、16で感じた好きなところがそのまま残され、その上で変化があって内容を新しく咀嚼できたからだと思う。

ここでいう好きなところというのは、好きな楽曲がセトリにあるとか、好きなシーンがあるとか、個別具体的なことではなくライブ全体のストーリーのことだ。演出に凝ったゲーム画面のようなオープニングに、土埃が舞っているように感じるほど暴れまわるランペらしいセトリの中にコミカルなアレンジやロマンチックな展開で緩急をつけている今回のツアーがとても気に入っている。

その上で、変更されセトリ入りした楽曲には「その曲ってそういうアレンジもあるんだ!」と新しい発見も多くあり、変化自体をとても楽しめた。

 

とかいいつつ、私はコロロ体操の進化がツボで「そうきたか〜!」と爆笑&大拍手でした!

だって組体操が進化するなんて、誰も思わないじゃないか。皆さんプロなので、ケガしないように注意を払った上でやっていると思うけれど、ケガなく安全に全公演でこの組体操が披露されますように。この愉快な瞬間をみんなに見てほしいから。

本体のROLL UPも本当に愉快で、私は藤原樹さんのダンスを見ながら真似をして踊るのが好きだ。藤原樹さんのダンスはクセがなくてとても見やすいので見ていて真似しやすい。ド派手な衣装にあのスッキリとしたきれいな顔が乗っかっているのも楽しいし、楽しそうにときどき口を動かしながら踊っていたのもかわいらしかった。

ついでにライブ前半のセトリ変更部分でいえば、THROW YA FISTもVIPも(前回途中からセトリ落ちしてた)BIONICも頭ぶんぶん振り回せて、とてもライブ前半とは思えない運動量になった。

VIPの龍さん、鈴木昂秀さん二人の場面の演出もすごくかっこよくて、でも二人をどっちも見るには私が二人必要なので、至急影分身の術が書かれた巻物を手にする必要があるな……。演出に二人の体躯の利が活きていて、生身の人間を見ているのに画面の向こうの二次元キャラクターのようで、ちょっと不思議な感覚で楽しかった。

 

あとSummer Riotの吉野北人さんの周囲にパフォーマーが集まってサークルを作っている部分の陣さんが大好きなので、また見られて嬉しくて嬉しくてたまらなかった。陣さんにはSummer Riotがとてもよく似合う。わざとらしくない、押し付けがましくない、わかりやすくもないけど、しっかりと色気があって、夢中になって見てしまう。

与那嶺瑠唯さんと後藤拓磨さんのパショケも相変わらずとてつもない色香が……私のボキャブラリーのなかでは色香という言葉しかぴったりな言葉が浮かばない……色香が放たれていて凄まじかった。二人とも普段の様子は可愛らしいとかお茶目とか、そういった言葉が似合う雰囲気なのに、ダンスになると突然じっとりとした湿度と重力が現れて、真夏の夜の夢のようだ。

 

中盤のセクシーな楽曲が集まった部分も大幅にセトリ変更が入り、浦川翔平さんファンである私はOverもAll dayも味わえるなんて……と震えた。特にAll dayの浦川翔平さんが好きなので初見の愛知2日目は感極まって泣きそうになった。手先まで優雅で美しい流線形の動き……涙……。

LIKIYAさんも本当にかっこよくて、帽子のつばを撫でる指先や、唇に人差し指をあてる仕草の穏やかさに、本来感じるはずのない人肌の温度を感じてしまう。先に挙げたるいたくが真夏の夜の夢なら、LIKIYAさんは雪の降る夜に静かにベッドで過ごす時間のようなセクシーさがある。

Nobodyの神谷健太さん、長谷川慎さん、鈴木昂秀さんの三人は楽曲によく似合ってオシャレなメンバー選びで素敵だった。あの空間めっちゃオシャレでしたよね。

垢抜けた都会の雰囲気があったし、神谷健太さんのソロでは歓声がすごくて、双眼鏡で覗きながら歓声に対して「わかる…!」と頷いていた。

それと吉野北人さんのソロパートが残ってたのも良かった。ダンスも素敵だし、やっぱり吉野北人さんの歌うStarlightはものすごく説得力があって心に響く。武知海青さんのパフォーマンスも、繊細なのにパワフルで、儚げなのに生命力にあふれていて、吉野北人さんの歌声をそのまま視覚的に表現したようで素晴らしかった。

長谷川慎さんによるINTO THE LIGHTソロパフォーマンスも本当にお気に入りで、短編映画を見たあとのような満たされた気持ちになった。とってもきれいだよ、長谷川慎さん……。

 

岩谷翔吾さんと浦川翔平さんのSHOW YOU THE WAYは変わらず熱気がすごくて展開も最高で、3日目はスタンド後方から双眼鏡で見ていたが、やっぱり……良い……とても良い……すごく気迫を感じる。アクロバット増し増しの浦川翔平さんのパショケは何度見ても本当に楽しい。

しょごしょへつながりで、RIKUさんが二人を引き連れて登場するLove Will Find A Wayは、DJ IZOHさんのスクラッチやアレンジによってニュージャックスイングらしさが倍増されて、見ながらこちらも思わず肩を揺らしてしまうほどだ。

岩谷翔吾さんのダンスのキレと1000点満点ぐらいの笑顔のギャップも相変わらず良くて、見ているだけで本当に楽しい。

はじまりのRIKUさんのシャウトも、16本編の初日と比べて声の伸びがとても良くなり、DIVAの貫禄がさらに増していた。ランペのDIVAはまだ歌がうまくなるのか……と感嘆してしまう。

 

ほかにもいろいろな場面があったけど、今回のNEXT ROUNDで特筆したいのはやはりアンコールだ。

KK RAPから始まり、Everestでランペの真骨頂である黒さを見せつけたと思ったら、全員がいったんハケてしまう。画面に16BOOSTERZのビジュアルが表示され、そしてこれまでのツアー映像とともに数字のカウントが増えていき、16と24が強調される。

「もしかして……」と思っていると、EXILE24karats STAY GOLDが始まり、上手側のエンステから緑色のベロア生地のジャージを身にまとったRAMPAGEが登場する。

川村壱馬さんがときどき言う「RAMPAGEはEXILEの生まれ変わり」という言葉を体現するようなワイルドなパフォーマンスにブチあがっていると、MA55IVE THE RAMPAGEの5人がいつの間にかマイクを持っている。

MA55IVEがラップを披露しながらエンステからセンステまでを闊歩し、センステでパートを終え、そのまま先陣を切って力強いダンスを踊る。気持ちが昂ぶりすぎて細かいリリックまでは覚えていないが、全員が目にもの見せてやるというような気合の入ったリリックだった。

さらに山本彰吾さんのパショケもこの曲になっていて、もう何もかも全てが贅沢な楽曲だ。

贅沢なんだけど、何せアドレナリン出過ぎ、頭振すぎでこの曲のことをあまり覚えていない。3日目に再度見てやっと何がどうなっていたのかを少し理解できたくらいだ。

息切れを整える暇もなく曲は100degreesに移り、川村壱馬さん、武知海青さんのクランプが披露される。

この場面、あまりにもかっこよすぎて、RAMPAGEってめちゃくちゃかっこいいな……という感情でめちゃくちゃになりそうになる。実際、ウォー!だのワー!だの声をあげてめちゃくちゃになっている。

そしてラスサビが何度か繰り返されるアレンジも、本当に本当に大好きで、このまま一生この空間で過ごして命尽きたいと願ってしまう。

ここで死ねるなら理想の死に方だと思いつつも、RAMPAGEのみなさんはファンの早死を悲しむだろうから、努力して長生きして、葬式でWELCOME 2 PARADISEを流そう。

 

20231007誤字修正、もう少し書きたかったところを書き足しました